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2020/03/20
動画はちょっとしたことで効果が変わる。採用動画で失敗しないための3つのポイント。
こんにちは!動画ディレクターの時崎です。
最近、採用力アップのための動画を制作させていただく機会が増えてきました。
理由は人材の募集、採用が年々むずかしくなっているため、待遇や勤務時間といった通り一遍の情報だけではスルーされてしまうからです。
また、就職先を選ぶ際に、会社の雰囲気が重視されるのも理由としてあります。
- とはいえ、雰囲気というものはカタチがない。
- 文章や写真では上手く伝えることができない。
- 伝わっていないかも…と悠長なことは言ってられない。
といった問題から動画を用いて解決しているわけです。
そこで今回は、採用・会社紹介動画を構成するために不可欠な社員インタビュー。
なかでもとくに大事な部分である撮影、ここで失敗しないためのポイントをお伝えしたいと思います。
撮影素材は料理でいう材料にあたり、この良し悪しでクオリティが決まってしまう重要な部分だからです。
採用・会社紹介動画の社員インタビュー撮影で失敗しないためのポイントは3つ。
- カンペを見て話さない。
- 言葉の正しさよりも、表情の明るさ。
- ベテラン社員、経営者の姿も伝える。
では、順にくわしく説明していきますね。
1、カンペを見て話さない。
間違えずに話したいという気持ちから、用意した原稿やカンペを見ながら答えたいというのは、誰しもあると思います。
しかし、何かを読みながら話していることは、相手に良い印象を与えません。
動画を観た人に「この人は何か原稿を読んでいて、自分の言葉で話していない」と受け取られてしまうからです。
本音ではなく、作った言葉という印象をあたえてしまうことになり、説得力も下がります。
大切なのは間違えないことではなく、自分の言葉で話すこと。
間違えずに話せたとしても、相手に気持ちが伝わらなければ意味がないからです。
2、言葉の正しさよりも、表情の明るさ。
動画でインタビューに答える人は、発する言葉にばかり意識がいきがちですが、本当は顔の表情にこそ意識を向けるべきです。
というのも、表情は言葉より多くのことを語るから。
その意味で社員の自然な笑顔は、喜びや満足、ひいては社内の明るい雰囲気をしっかり伝えて好感を得る効果があります。
さらに、人の表情は相手の感情を動せます。
感情が動くということは、それだけ印象や記憶に残りやすくなるということ。
実際、編集をしていて使うのは、間違いのないコメントではなく、表情が明るいコメントの場合がほとんどです。
3、ベテラン社員、経営者の姿も伝える。
登場するのが若手社員だけではもったいない。
できればベテラン社員や経営者のコメントもあった方が良いです。
新入社員の方に就職先を決めた理由を聞くと「経営者の想いに共感した」という回答が少なくないこと。
それに自分の将来をイメージするうえで5年、10年勤めている人の姿はとても参考になるからです。
普段制作させていただいている採用・会社紹介動画では、そういった理由から若手とベテラン、経営者のコメントを入れています。
いかがですか、ポイントにしてたった3つですが、ここを抑えておけば採用に興味をもってくれた方が観たとき、共感できて印象に残る採用・会社紹介動画になります。
情報がテキストや写真だけのときに比べ、効果は確実に出るはずです。
実例として、ご活用いただいている採用動画がありますので、ご参考になれば幸いです^^