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2019/05/10
採用とマーケティングは同じ。価値を伝えるための3つのポイントとは?
こんにちは!動画ディレクターの時崎です。
動画制作について、たまに質問をされることがあるので、今回はそのことについてお伝えしたいと思います。
どういう質問かというと、動画を制作するの際のポイントについて。
つまり、結果を出すために大事なことは何か、ということ。
答えを先にいうと、ポイントは3つあります。
しかも、このポイントを押さえておけば、プロでなくても観た人に共感してもらえる動画が作れます。
それどころか、プロでもこの辺りのことを意識している人は少ないから、プロが制作した動画よりも結果を出せるようになるくらいです。
そのポイントは何かというと。
- 相手は誰なのか。
- どんな役に立つのか。
- なぜ、それができるのか。
これは、マーケティングコンサルタントの松野恵介先生から教わったことですが、動画を組み立てるときの土台にもさせてもらってます。
理由は、動画の目的が採用であれ、マーケティングであれ「価値を伝えて、行動してもらう」。
この点において違いはないからです。
マーケティングは「顧客を増やすため、価値を高めて特定の相手に伝えること」。
採用は「合う人材を得るため、会社や仕事の価値を求職者に伝えること」。
こう考えると、マーケティングも採用も大事な部分は同じ。
なので、マーケティングの技術が役に立つわけです。
冒頭で書いた「プロでもこの辺りのことを意識している人は少ない」というのは、クリエイターは見栄えを良くする技術はあっても、価値を伝える(マーケティングやセールス)技術はもっていないのが普通だからです。
ほとんどのクリエイターは、動画を映像作品ととらえているので、完成、納品したらそこで仕事は完了です。(私も以前はそうでした・・・)
なので効果、結果という点では、
動画制作の技術がなくても、マーケティングやセールスをわかっている方が、プロよりも効果の高い動画を作れる可能性が高くなります。
実際に人気ユーチューバーは皆、最初は動画を制作することに関しては素人ですから。
動画は素人だったけど、相手が何を観たがっているのか?
どうすれば観てもらえるのか?
どうすれば喜んでもらえるのか?
こういったことを日夜ひたすら考え、実践した積み重ねでポジションを確立したわけですから。
これをマーケティングと言わずして何と言う。て話です。
というわけで、あらためてポイントについて説明しますね。
1つ目のポイント:相手は誰なのか。
動画のメッセージは誰に向けたものなのか。
誰に反応してもらいたいのか。
相手を絞り込まなくてはならない。
絞り込まないと、メッセージが曖昧になってしまうためここは非常に重要。
2つ目のポイント:どんな役に立つのか。
商品やサービスを使うと、どんな良いことがあるのか。
入社すると自分にとってどう良いのか。
相手にとっての価値を、きちんと伝えなくてはならない。
価値がなければ、相手は気にかける必要もないからです。
3つ目のポイント:なぜ、それができるのか。
仕事が成長につながるなら、なぜそう言えるのか。
安価なら、なぜ実現できたのか。
価値の裏付け、根拠を示さねければならない。
ここが抜けていると、相手に疑問や不安が残ってしまうから。
いかがですか、ポイントにしてたった3つ。
シンプルな質問だけど、わかりやすく答えるとなると簡単ではないんですよね。
「質問に答える」と「相手に伝わる」では、また話が別ですし。
答えられたからといって、購入するまたは履歴書を送るといった行動にいたるまで、相手の感情を動かせるかどうかは別問題。
質問はあくまで土台であって、これだけではメッセージを作る出発点でしかないというのが、難しいところ。
人にメッセージを伝えて、行動してもらうって本当に難しい。
だからこそ取り組みがいがあるし、毎回発見があるのも事実です。
実例として、ご活用いただいている採用動画、マーケティング動画がありますので、ご参考になれば幸いです^^