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2019/02/25
オウンドメディアでしか伝えられないもの
今回は先日携わらせていただいた動画「鎌倉ブランド物語」のご紹介をしたいと思います。
優れた商品やサービスがあるのに、その魅力が知られていないお店や会社が、世の中にはたくさんあります。
そういったお店や会社の魅力を伝えて、応援していきたい。
そう思い立った弁理士の先生がはじめた動画シリーズ、それが鎌倉ブランド物語です。
「特許や商標を扱う弁理士の先生が、なんでお店や会社の魅力を伝えるの?」って思いますよね。
私も思いました。
でも理由を伺って、なるほど納得。
どういうことかというと。弁理士の渡部先生は、鎌倉で特許事務所を営んでいます。
日々、商標登録や特許出願を考えている事業主から相談を受けるなかで、商品やサービスの素晴らしさに感銘を受けることが多い。
しかし残念ながら、周囲にその魅力が伝わっていないことも同様に多く、それがとても勿体ない。
また、商標登録をきっかけにブランドとしてもしっかり認知されるようになってもらいたい。
このような思いから、ご自身のニュースレターなどで積極的にブランドを紹介されていました。
発信を続けるなかで、もっと多くの人たちに伝えたい!
それには動画が一番ではないか。
アイデアはあるものの、費用面などハードルも高く、実現が難しい状況でした。
が、この想いとアイデアが事業主と地域にとって、ひいては特許事務所の発展につながる取り組みであることが認められて、補助金を受けられることに。
これが、鎌倉ブランド物語が生まれた背景です。
この動画シリーズの優れた点は、動画はテレビや雑誌の取材と違って、集客効果が着実に出てくるところにあります。
テレビ取材の場合、放送後に客足が急激に増加しますが、それはあくまで一時的なものであり、徐々に忘れ去れていく。
ところが、オウンドメディアの場合、瞬発力はないがWebサイトに訪れる人々、つまり興味をもって来てくれた人々に対して、価値を伝え続けることができる。しかも永続的に。
ここにマスメディアと、オウンドメディアとの大きな違いがあるわけです。
ちなみに、動画を制作させていただくときに心がけたのは、店主、事業者の想いを伝えること。
特長をただアピールするのではなく、土台にある作っている人の想いや、培ってきたものが感じられるように。
こうすることで、価値が伝わるようになるのを、多く経験してきたからです。
動画シリーズを実現させた渡部先生もそうですが、紹介しているお店や事業者の方々も素敵なので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。