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2018/03/10
企業が動画で失敗する一番の原因(撮影編)
動画はいまスマホでもキレイに撮れますし、編集も随分、簡単にできるようになりました。
プロに依頼しなくても動画を完成させられるので、凝る必要のない研修用動画など、内製で制作する企業も多いと思います。
そういったとき、一番失敗しやすいことは何かご存知ですか?
それは、撮影のときの音声収録です。
実際、インタビューやセミナー動画など、音声が重要なのに、聞きづらいものもよく見かけます。
重要なわりには、なぜかあまり注意が払われてなかったりするのが、音声なんですよね。
そもそも、話している人の声が不明瞭だと、観る方にとってストレスなのと、内容もあまり入ってきません。
知り合いのスチルカメラマンの場合、写真と一緒に動画も撮ってほしいと頼まれることがあるそうですが、音声があるときは、断るそうです。
理由は、カメラ付属のマイクでは音声を、明瞭に収録することができないからです。
安易に引き受けるとあとで、トラブルになる可能性が高いわけです。
ノイズ除去等、後加工でなんとかリカバーできる場合もありますが、収録時にきちんと録れていないと、後々面倒なことや、最悪使えなくなったりしてしまいます。
では、こういった事態を避けるためには、どうすればいいのか?
正解は、状況に適したマイクを使うこと。
通常、動画撮影で人の声を収録するために使うのは、ピンマイク、ガンマイク、ハンドマイクのいずれかになります。
ピンマイク
主にインタビューのときなどに用いられる小型のマイク。襟元に付けて声を拾います。
ガンマイク
TVや映画のロケなどでよく使用されるマイク。ブーム(長い棒のようなもの)の先端に付けて声を拾います。
ハンドマイク
TVレポーターがよく使っている手持ちマイク。口元に近づけて声を拾います。
このように、マイクを使って音声を収録することは、基本中の基本ですが、動画編集〜仕上げの段階で、音量等のバランスを取ることも必要です。
人物が複数登場する場合などは、それぞれ声の大きさも違うため、きちんと調整しないとバラバラで聞き苦しいからです。
たかが音声と思われがちですが、軽く考えていると失敗します。
なので、適したマイクを使うこと。
そうすれば、音声の聞き取りやすさが、格段に向上しますので、ぜひとも氣にしていただきたいと思います。