2016/3/30
採用動画のよくある5つの疑問
企業PRや販促動画にくわえ、採用を目的とした動画のご相談も最近増えてきました。
そこで、今回はよくご質問いただくことについて書きたいと思います。
Q1.採用動画って必要?
つまり、文字情報と写真だけで十分じゃないの?
という意味でご質問をいただくのですが、そもそも採用に応募してくれる人が知りたいことは何でしょうか。
まずは、ここから考えることが大切だと思います。
たとえば、会社の雰囲気や環境。
勤務条件や大まかな仕事内容などは、文字と写真でもわかると思いますが、職場の雰囲気や環境も当然ながら、気になるところです。
実際、求人情報などを見ていると「明るく働きやすい職場です」とか書いてありますが、本当かなあ?って思ったりしますよね。
つまり、働く人にとって職場の雰囲気や環境というものは、何よりも大切といっても過言ではないのに、それを伝えるのはなかなか難しいわけです。
なので、この部分は文字や写真よりも動画を活用したほうが、豊かに伝えることができる。
その分、相手の疑問や不安を解消することができるわけです。
さらに、こういった動画は採用に応じてくれる人のみならず、お客様や取引先の目にも留まりますので、企業PR動画の役割も果たしてくれます。
Q2.会社の魅力を伝えるコツとは?
採用動画の場合、いかに実際の社内の良い雰囲気を伝えられるか、ここにかかっています。
そのため、仕事内容などについて現場の社員の方々のインタビューなどがあると、会社や仕事のことをわかりやすく伝えることができ、親近感をもってもらえることにもつながります。
Q3.採用動画を制作した後は、どうやって活用するの?
採用動画の活用法は主に2つあります。
活用法1.自社のWebサイトに掲載する。
採用のページのみならず、Topページにも動画や案内のバナーをのせて目立たせた方が、効果があります。
活用法2.媒体でも動画を告知する。
求人情報誌や求人サイトでも「HPで動画を公開中!」といったアピールを工夫すれば、採用に対する反応を高めることができます。
Q4.社員の肖像権は?
もし、動画のなかに写っている社員の方が退職された場合は、その部分をカットしたり、差し替えたりするのが一般的です。
後のトラブルを避けるためにも、そういった配慮を心がけることが望ましいといえます。
Q5.採用動画の失敗例と成功例
これまで制作させていただいたなかで、失敗といったものはないのですが、ありえる話としては次のようなものがあると思います。
キレイすぎるイメージ広告のようなものは失敗する。
ファストフード店などで注文した品が、メニュー写真と違いすぎていて、「あら?なんかずいぶん違うなあ」と思った経験はありませんか?
それと同じで、動画や写真もイメージの広告のようになると理想と現実のギャップが生じ、すぐに離職してしまうことが予想できます。
そういったことを避けるためにも、わたしたちはその会社や社員の方々のありのままの魅力を引き出すことを心がけています。
採用動画事例1.株式会社エグゼクティブ様
「動画を掲載したところ、過去ないくらいに応募があった」とコメントをいただきました。
営業代行会社ということもあって、これまでは成果報酬主義、体育会系のイメージを勝手にもたれていたようで、採用に対する反応が思わしくありませんでした。
それが、動画を掲載したことにより不安が払拭され、多くの応募につながったようです。
また、採用のみならず、新規の取引先やお客様も動画を目にしており、他社との良い差別化にもなっているとのことです。
採用動画事例2.小林建工様
こちらは採用動画ではありませんが、この動画を見て「ぜひここで働かせてほしい」と弟子志願があったとのコメントをお寄せいただきました。
こうした例からも、実際の仕事風景や想いが、相手の印象に大きく影響するのがわかるかと思います。