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2016/3/10
なぜブランドは9割が物語なのか?
先日、読んだ本にこんなことが書いてありました。
「あるワイナリーで造られるワインは、たしかに世界一の品質かもしれない。しかし、その品質の99%は、それにまつわる物語に負うものではないかと、私はずっと考えてきた。」ウォーレン・バフェット。
この言葉を見たとき、ブランドというものの本質を見事に突いているなと思いました。
言ってしまえば、ブランドとはストーリーの積み重ねであると。
ストーリーとは、単に印象的なエピソードを指すのではなく、作り手の理念や価値観、姿勢、言動。
だから、ブランド=信頼の証といわれるのだと思います。
でも、見方を変えるとブランドを築くのに、必ずしも長い年月が必要だとは限らないことがわかります。
仮に100年続く企業があったとして、ストーリーを伝える取り組みをしていなければ、歴史はあるがブランドはないといえます。
反対に歴史は浅くても、ストーリーを伝えることがきちんとできていれば、ブランドがあるわけです。
ブランドが安売り、売り込みを不要にする
ストーリーを伝えるというのは、言い替えればマーケティング活動。
こういった活動は広告キャンペーンと違い、派手さもなく、すぐに成果が表れることもありませんが、伝えているか、いないかで世界がまったく変わってきます。
ブランド価値といった言葉があるように、その企業に競争優位をもたらし、ひいては、安売りや売りこみが不要になるわけです。
もし、あなたがマーケティングやPR、動画制作に関して、「相談するときはピクシディアに」と考えてくださっているとしたら、わたしたちは自分たちの価値を伝えることができているといえます。
というのも、顧客や見込み客の頭にあることが、事実だからです。
わたしたちが、売上を伸ばす動画を制作していても、誰もそのことを認識していなければ、その価値は単なる思い込みになるわけです。
ところで、あなたは自社のストーリーを伝えていますか?
なんて言うと、偉そうですが、わたしの知り合いはWebとマーケティングの知識を活かして、コンサルをはじめましたが、1年も経たずに廃業状態になってしまいました。
知識も豊富で専門的なことにも精通し、新しいことや難しい用語もやたらと知っていたのに。
実践しない限り、知識は役に立たない
反対にわたしは、専門的なことは何も知らなかったけど、価値を伝えることは実践してきました。
最近になって、「自分がやってきたことってマーケティングだったんだ」と気づいたくらいです。
つまり、問題は知識の量ではなく実践するかしないか、それだけなんだということ。
そしてなにより、実践しない限り何も身につかないし、ノウハウも得られないことが、経験してはっきりわかりました。
あなたはどれくらいストーリーを伝えていますか?
ちなみに、わたしたちはコンサルタントではなく、あなたの商品やサービスの価値を伝え、売上げを伸ばすのが仕事です。そのための、コピーライティングとPR動画の制作・活用支援を専門にしています。