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2015/10/10
モノづくり企業のPR動画活用法
いま動画の時代と言われ、企業がマーケティングや販促のために動画を用いることが、ひとつのトレンドになっています。実際、
PR動画を作って活用している企業やお店が増えてきている
このことは皆さんも実感していらっしゃるのではないでしょうか。
そういったなかで、できれば内製でPR動画を制作して活用したい!
とお考えの方も多いと思います。
では実際に内製で動画を制作するとなったときに、最初に悩むのは
「どうやって作ろうか?」ではなく「何を伝えようか?」
ではないでしょうか。
費用をかけて動画制作会社に依頼するのであれば、制作できる動画の幅は大きく広がりますが、内製となるとそこに投資できる費用や時間、人は非常に限られてくると思います。
では内製の場合、どのようなPR動画なら可能なのか?
条件としては以下の3つを満たすものになると思います。
- 費用と手間をかけない。
- 効果が期待できるもの。
- 継続的に作れるもの。
上記の条件で考えた場合、ひとつの良い方法としてあるのが、
『仕事の様子(工程など)』を紹介するPR動画です。
たとえば、日常的におこなっている作業や工程をひとつずつ紹介する動画も営業力・販売力アップ、PR効果があります。
それは、ご自身にとってはルーチン的で当たり前に思えることでも、外部から見ると物珍しさや興味深いことはたくさんあるからなんです。
また、たとえ他社でも同様におこなっている工程や作業であっても、それを「見せる」行為そのものが、れっきとした差別化、独自化の要因になるわけです。
仕事の見える化で信用を得る
動画を公開して見せるということは、見てもらっても平気、隠し事がないこと、自信の表れだと視聴者は受け取るからです。
つまり、見せるだけでも、信用を得ることにつながるわけですから、これは非常に大きなメリットだといえます。
もし仮に、写真や文字、言葉で伝えて同じだけの信用を得ようと思ったらどれほど大変かは、ちょっと想像してみればわかると思います。
実際に、普段の作業の様子を動画で公開して、多くの信用を得ている良いお手本があるので、良かったら参考にされてみてはいかがでしょうか。
それは、小林建工さんのYouTubeチャンネルです。
小林建工で検索すると、たくさんの動画がヒットするのですぐわかると思います。
現在ではチャンネル登録者数が1万2千を超え、全国各地から同業者の大工さんが見学に訪れるようになり、さらには海外からも注目されている凄いチャンネルですが、中身はすべて
日常の作業・工程記録の動画
当然ながら、そこには人気動画に見られるような、ハプニングや動物の赤ちゃんなどのオモシロ要素はなく、純粋な作業風景です。
それにしても、チャンネル登録者数が1万2千は本当にすごいですよね。
最初はたった1本の動画から始まっていますので、継続は力なりを地で行く叩き上げです。
小林建工さんの動画を見ると、やっぱり「コンテンツ×発信」が大事なんだなあと改めて気づかせてもらえます。