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2015/09/10
PR動画だけでは商品が売れない3つの理由
PR動画を作ったから商品が勝手に売れる!
なんてことはまずないと思います、普通。
でもPR動画を作ったけど一向に商品が売れない!
というのもおかしな話です。
もし、PR動画を制作したのに、商品やサービスが売れない場合。
考えられる理由は大きく分けて3つあると思います。
- 動画を活用できていない。
- 動画が良くない、手段として合ってない。
- 商品・サービスに魅力がない。
(3)の商品やサービスに魅力がない場合は、マーケティング以前の問題なので、ここでは触れませんが、商品にきちんとした魅力があってPR動画を作ったにもかかわらず、売れない場合は、PR動画そのものか使い方、またはその両方に問題があるといえます。
というのも、PR動画もチラシやリーフレットと同じく、価値を伝えるためのひとつの手法、ツールであることに変わりはないからです。
きっと多くの方が、PR動画をネット上で観てもらうためのもの、Webサイトと同じくプル型のものだと思っているのではないでしょうか。
だからだと思いますが、PR動画を作ってYouTubeやWebサイトにアップしてそのままになっているというのは、実はありがちだったりします。
そこで、まずチェックしていただきたいのが、
PR動画を活用できているかどうか
以下に、簡単にわかるチェック項目を6つ挙げておきました。
- WebサイトのTOPページといった、人目につきやすい場所にPR動画ある。
- PR動画の内容・コメント等をテキスト化したWebページがある。
- YouTubeでタイトル、タグ、説明文、サムネイル等を適切に設定している。
- Eメールの署名にPR動画の紹介やURLを載せている。
- スマホやタブレットPCにPR動画を入れて、いつでも見せられるようにしている。
- チラシやリーフレットなどでも、PR動画を観てもらうための工夫をしている。
4つ以上該当していればバッチリ活用できているといえます。
もし、2つ以下だと活用できてなく、PR動画を制作して満足してしまっているといえるかもしれません。
PR動画はツールに過ぎない
使ってなんぼです。
だからオンライン、オフライン関係なく使い倒す。これに尽きるわけです。
PR動画を制作したあと、ここまで意識していれば、観てくれる人の数は必ず増えます。
それでも売れないといった場合は、(2)のPR動画自体が良くないか、手段として合っていないことが考えられます。
PR動画自体の出来不出来に関していうと、ターゲットやメッセージが明確になっているかといった根本的なことから、ストーリやビジュアルに関する表現にいたるまで、その商品の魅力・価値を伝えられているのか?ということになります。
いっぽう手段として合っていないというのは、PR動画よりもチラシやDMまたはセミナーの方が、ツールとしてその商品の販促に適しているという意味です。
もし検索エンジン対策といった、キーワードマーケティング的な戦略としてPR動画を用いているのであれば、継続して取り組んでそれなりのコンテンツ量と時間をかけることが必要だと思います。
そうではなく、商品の命運をかけて、費用をかけどこに出しても通じるクオリティのものを作ったのであれば、ぜひとも使って使い倒して成果を出していただきたいし、そうでなければPR動画を制作した意味がなくなってしまいます。
映画『紅の豚』のなかで「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」というセリフがありましたが、同じように「売らない動画は、ただの動画」ではないかと最近、とくに思います。