トップページ > ブログ > インタビュー動画で失敗しないための3つのポイント
2015/08/20
インタビュー動画で失敗しないための3つのポイント
先日、あるお客さまのインタビューを撮影させていただきました。
非常に良い雰囲気でお話しいただけたので、順調に収録を終えることができました。ところで、
インタビュー動画の撮影で大切なことは何か
ご存知でしょうか?
上に書いたインタビュー動画撮影も、ある基準を持ってその良し悪しを判断しているわけですが、それが以下の3つのポイントです。
ポイント1. 話し手の雰囲気(表情や声のトーンなど)
ポイント2. 話のわかりやすさ
ポイント3. エピソード・体験談
ポイント1. 話し手の雰囲気
どんなに素晴らしいことや、素敵なことを語っていても、もしそれが体面的なものだったり、話している本人が実はあまりそう思っていない場合、観る人にもそれはしっかり伝わります(バレます)。
つまり、真実味がないと逆効果になってしまう。
それくらい話し手の雰囲気というものは大切なわけです。
ポイント2. 話のわかりやすさ
わかりやすさが重要なのは、説明するまでもないことですが、ではどうしたら、わかりやすくなるのか?
つまり、コメントをする人の話がわかりやすくなるために、必要なことは何か?
ということなのですが、実は話のわかりやすさは、聞き手に依るところが大きかったりします。
というのも、インタビュー動画といっても対話であることに変わりはないからです。
その対話を円滑に運ぶために、質問の内容や順番、構成といったものを考え、準備する。
こうすることで、対話をより深めることができ、話が具体的になる。
その結果、内容がわかりやすくなるわけです。
ポイント3. エピソード・体験談
実はエピソード・体験談が話し手の雰囲気を良くし、話の内容をわかりやすくするカギでもあります。
それは、話のなかにエピソードや実体験が盛り込まれていると、観る人は情景をイメージしやすくなるからです。
また話し手の表情や声にも、おのずと感情がこもり、説得力も増してくるからです。
つまり、話の内容がわかりやすければ、メッセージは相手に伝わりやすくなりますが、エピソードや実体験もくわわると、相手の共感を得ることもできるのです。
何かの本に書いてありましたが、人に最も共感されない話は一般論だそうですが、本当にその通りですよね。
ちなみに、コミュニケーションについて、数値化したメラビアンの法則というものがあるのですが、それによると人が受け取る割合は、下記のような比率になっているそうです。
- 言語から得る情報=7%
- 聴覚から得る情報=38%
- 視覚から得る情報=55%
この法則が正しいなら、表情や声のトーンといった雰囲気的なもので9割がた判断されるということになりますね。
データの正確さは置いておいて、これは一概に否定できないというか、経験からも納得できるものがあります。
なので、インタビュー動画を撮る際は、ぜひこの雰囲気を大切にしていただきたいと思います。