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2015/03/10
PR動画で伝えるべき情報より大切なことは?
今回はわたしたちがどうゆう考えでPR動画を制作しているかについて書きたいと思います。
わたしたちが制作させていただくPR動画は食品や住宅、サプリにアプリといったカタチのあるものからコンサルティングのようなカタチのないものまで実に様々ですが、その目的は商品が何であれひとつです。
PR動画制作の目的
それは商品やサービス、会社のことを知ってもらい、安心してお客様に買っていただくこと。
これが目的であり、この目的を果たすものを作るのがわたしたちの仕事です。
このように書くとわかりやすいですが、かといって簡単ではないのがこの仕事の面白いところです。
では買ってもらうためには、動画で何を伝えなければならないのか?
経験から言わせていただくと、とくにモノづくり企業の場合は、作り手の想いやこだわり、姿が共感を得たとき、お客様の心の中に商品に対する価値が生まれると思います。
このとき商品を介して売り手とお客様の間に “感情的なつながり”が生まれ、その結果として「買う」という行動がなされるのだと思います。
つまり、動画は「情報」を伝えるのではなく、いかに「感情」を伝えるかについて考えるべきであり、ここが共感を得るための重要な箇所だと思うのです。
では感情を伝えるとはどういうことか、この考えに基づいて制作させていただいたPR動画がありますのでご紹介したいと思います。
小田原の山上蒲鉾店さんは137年の歴史をもつ老舗のかまぼこ店です。
農林水産大臣賞をはじめ、水産練り製品業界では日本で3人しかいない「ものづくりマイスター」にも認定された職人集団です。
美味しいかまぼこを作ることに対するこだわりが凄く、徹底しています。
しかしながら、お客様にその魅力がうまく伝えられていない、という課題を抱えていました。
そこでご相談を受け、その魅力がお客さんにきちんと伝わるように、PR動画でカタチにするお手伝いをさせていただきました。
といっても、べつにわたしたちが魅力に磨きをかけたわけではありません。
それは当然ながら最初からありました。
ただ、お客さんに対して見えるようになっていなかったので、見える化したというのが実際のところです。
見える化しただけではありますが、結果は上々です。昨年11月の動画公開後、
- 創業初の品切れ(梅鶴と極)。
- 売上は前年比 115%増。
- 新規と既存小売店の取引拡大 15社以上。
これらの成果が上がりました。わたしもそのお役に立てたことがとても嬉しく思います。